スイカズラとは

スイカズラ

honeysuckle

ハニーサックルはスイカズラ科スイカズラ属の多年生植物です。

つる性の植物で成長すると長さ6mにまで成長します。

● 歴 史

ハニーサックルは歴史の中でも古い薬草のひとつで、ヨーロッパでは泌尿器系や喘息の治療などに利用されていました。中国では体から毒を出し、熱をとる薬草として古くから利用されています。また、日本では江戸時代に徳川家康が焼酎やみりんなどにスイカズラを漬け込んだ忍冬酒を愛飲していたといわれています。

ハニーサックルの収穫時期は、5月〜10月にかけてで、朝早くにつぼみが開く前のものを摘み取ります。茎は落葉したすぐ後に収穫・乾燥させて煎じ薬として利用されます。蕾は金銀花(生薬)、茎葉は忍冬(生薬)といわれ生薬として利用されます。

● 名称と由来

すいかずら 吸葛/忍冬(スイカズラ)
日本ではスイカズラ「吸い葛」として知られており、花冠が蜜を吸う時の唇の形に似ていることや、花の奥の蜜が吸うと甘いためスイカズラという名が付いたといわれています。また「忍冬」は、寒い冬を耐え忍ぶように緑の葉っぱを茂らせ続ける姿にちなみます。

中医学では 金銀花(キンギンカ)
金銀花とは、花色が白から黄色へと徐々に変化する姿が由来です。

英語名はHoneysuckle(ハニーサックル)
ハニーサックルという名前は、ミツバチが花の蜜を吸うために集まることからhunig(ミツバチ)とsucan(吸う、吸い込む)に由来するといわれます。 フランス語ではChevrefeuille(シェーブルフォイユ)。


● 用 途

ハニーサックルはあせもや湿疹などに効果があることから、乾燥した茎や葉を布袋につめて煮出したものを袋ごとお風呂にいれると、入浴剤としても利用できます。ハニーサックルには肌を引き締める効果のあるタンニンや、アレルギー症状の緩和作用や解毒作用のあるルテオリンなどのポリフェノールが含まれます。またハニーサックルはミネラルの中でも特にカリウムを含むことから、利尿作用も期待できます。

● 効 果

  抗炎症効果/アレルギー症状の緩和  

ハニーサックルに含まれるルテオニンには、花粉症の症状を原因となるヒスタミンや、主にアトピー性皮膚炎の炎症の原因となるロイコトリエンなどの物質を作り出すのに必要な酵素を抑制する働きがあります。このことから、ハニーサックルには抗炎症効果やアレルギー症状を緩和する効果が期待できます。

  抗炎症/毛穴/美白効果  

ハニーサックルにはポリフェノールの一種であるタンニンが含まれます。タンニンはたんぱく質と結合し変性させ、薄い皮膜を形成するため、外的刺激をさえぎりほてりや痛みを和らげる働きがあります。また、タンニンには組織や血管を縮める収れん作用[※4]があるため、開いた毛穴や皮脂腺などを引き締め、毛穴を目立ちにくくする効果があります。さらに、メラニンの生成を抑制する働きもあることから、ハニーサックルには美白効果も期待できます。


スイカズラ(忍冬)の 花言葉は 
    愛の絆 献身的な愛 友愛

スイカズラ(忍冬)の 花の香りは
        ジャスミンのよう

エッセンシャルオイルの効果は

濃厚な蜜のような甘いフローラルの香りは、恐れや悲しみから心を鎮め、穏やかさを取り戻させてくれます。また、自分が飛躍するための直感力を高めてくれます。
エネルギーの流れをスムーズにしてくれる香りです。呼吸器系の不調や、下痢、安産などにもいいと言われています。抗菌作用や鎮痛作用にも優れています。
皮膚 皮膚へは浄化作用があり、ニキビやシミを改善すると言われています。

花療法

ハニーサックスルの薬剤的効果は、
『心の中から過去にまつわる後悔や悲しみの念を取り除き、過去に受けた影響や執着をすべて消し去り、私たちを過去に引き戻してくれる』バッチ博士

使用例   年をとるのが辛いという感情を克服するために  

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